治療用設備
セレック ( CEREC )
セレックを導入し、保険診療でも審美性を重視
昔入れた銀歯や変色したプラスチックの詰め物を気にされる患者さんは多いようです。当院では、保険診療においてもできるだけ白い材料を使い、審美性に留意しています。
セレックによる小臼歯の治療も実施
従来、中心から数えて3番目(前歯)の歯までは保険診療で白い補綴物を装着することができましたが、2014年4月の保険改定で申請をした歯科医院は、セレック(歯科用CAD/CAM装置)によって作られた白い補綴物(CAD/CAM冠)を小臼歯(4番目・5番目)に保険診療で装着できるようになりました。
セレックを導入し、保険診療でも審美性を重視
●セレック(歯科用CAD/CAMシステム)とは
補綴物や修復物の設計・加工に用いられる複数の装置をCADやCAMの技術を用いて統合したシステムのことです。今まで手作業で行っていた歯科技工の一部をコンピュータ制御の機器に置き換えることで、作業の効率化が図れ、コストも低く抑えることができるようになりました。
<セレックのメリット>
・丈夫で見た目も美しいセラミック製の補綴物が短時間で作れる
・型採りをしなくても補綴物が作れる
・治療後すぐにオールセラミック修復物を製作し、即日での修復が可能
・1回の通院で、白いセラミックインレーに置き換えることができる
デジタルレントゲンや歯科用レーザーなど
安全で痛みのない治療を目指して様々な機器を導入しています。
デジタルパノラマ・セファロX線撮影装置
被爆量が従来の1/4~1/10も削減
デジタルレントゲンの最大のメリットは、少ない被爆線量で鮮明な画像が得られることです。X-線の被曝量が従来のレントゲン撮影の1/4から1/10程度になりますので、より安心して レントゲン撮影をすることが出来ます。X線撮影後、X線画像は現像などの手間を必要とせず、撮影画像をすぐ見ることが出来ます。デジタル画像ですので、従来までのレントゲンフィルムと違い経年変化がありません。これにより、以前撮ったレントゲン画像と現在のレントゲン画像を比較して行う歯の長期間の経過観察もより正確に行えます。
歯科用レーザー
生体に優しく質の高い治療へ
痛みや不快感の少ない治療を目指して、
レーザー治療を導入しております。当院で使用するレーザーは、赤外線領域の歯科用Nd:YAGレーザー(ネオキュア7200)と、炭酸ガスレーザー(オペレーザーPro)で、 安全性が立証されております。
歯肉炎・歯周疾患への応用、止血効果、根管内の殺菌、傷の治癒促進、口内炎、知覚過敏、虫歯予防、メラニン色素沈着への処置などに使用することができ、治療内容や症状に応じて、適したレーザーを使い分けて治療を行います。
エイクレス治療(子供の歯の治療に使用)
さまざまな効果をもたらす超音波振動治療
エイクレスとは約60キロヘルツの超音波振動を発生させる機器で、「歯科治療は痛いもの」というたくさんの人の為に生まれました。
麻酔や削る時の振動によるストレスをできるだけ押さえる事ができます。超音波振動状態で歯を切削することで、むし歯の治療を行なうことができ、麻酔が必要であったC1~C2の軽度のむし歯の治療に、麻酔が不要になります。
主に麻酔の苦手な小児に使用します。
ダイアグノデント
レーザー光を用いた虫歯発見器
ドイツ製のむし歯の大きさを測定するレーザーです。歯質を痛めることなく安全、無痛な検査です。初期虫歯を削るか経過観察するかをこの機械の値で判断します。